04.08.01:55
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12.24.08:52
SC54コンバートエンジン オイルパン編
今回はオイルパン内の部品組み込みです。
エンジン内の部品はクランクケースとピストン以外はSC54のモノを使用します。
ピストンについてはその時記述致します。
オイルポンプの取り付けですね。
これは少々狭くて若干手間取りますがユニットのまま取り付けられます。
矢印部分の穴は使用されていません。
オイルクーラー用の穴を使用するときに使えるのかもしれませんが私にはよくわかりません。
グラ師匠はこの辺を加工されていましたので、知りたい方はそちらを参考にするといいかもしれませんね。^^
赤の矢印が先ほど言ったポートになります。
何らかの加工を行えば純正のポートが使用可能になると思います。
黒矢印のパーツがオイルのリリーフバルブになりまして、残りはバイパスパイプ2本とすトレーナーだけです。
たいしたことないですよね。^^;
見やすくするとこんな具合ですよ。
んで、オイルパンを取り付けますがクランクケースと同じようにシリコーンパッキンを塗りまして締め付けるだけです。
いわゆる、腰下と言われているエンジンの組み上がりになります。
これからピストンやシリンダーを組み付けていきますが、カムチェーンは気にしなくても大丈夫です。
シリンダーを組み込む時に落下しないようにすれば大丈夫ですから。
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12.23.09:28
SC54コンバートエンジン 上下クランク合体編
皆様おはようございます。
本日は80歳の天皇誕生日ですね。
自分が勤めています会社は左派オーナー企業ですので天皇誕生日は毎年出勤となっています。
天皇誕生日に仕事なんかしてられっかと有給を出そうと思っていたのをすっかり忘れていました。(涙)
朝起きまして日章旗を掲揚しましてお祝いいたしました。
今回は上下のクランクケースを合わせていきます。
忘れてしまうと大変なことになるチェーンガイドとテンショナーですね。
こんな具合になりますね。
クランクケース合体時には合わせ面に耐熱シリコーンを塗布しまして合わせます。
ほとんどが密着しましてはみ出ますので薄目に塗るのがいいかと思います。
内側にはみ出た分は取り除けませんのでね・・・。
自分の場合、組み付け時のオイルとしてこれを使っています。
モリブデン溶液を作っても混ぜ合わりが宜しくなかったのでこれにしてます。
これをジャーナルにたっぷり塗りまして合わせていきます。
下ケースをとりあえず置きます。
シフトアームを確実にはめ込まないといけませんので慌てずじっくりと行いましょう。
塗りましたパッキンが固まろうとなんだろうと問題はありませんので時間に焦る必要はありません。
問題は矢印の部分に3本のアームをきちんとはめてあげないといけません。
今回は何度やってもはまらないので確認してみたところ、真ん中のアームが反対でした・・・。
シャフトを抜きまして真ん中のアームを反転しましてすんなりハマりました。^^;
真ん中のアームのハマリ状態です。
両サイドは見えなくなっちゃいました。^^;
ガーン、せっかくハマったのにシャフトのロックを忘れてやり直しでしたよ・・・。
シリコーンはこんな具合にはみ出てきますが、このままでもいいし、硬化してから除去してもいいかと思います。
はい、これでクランクケースは合体しました。
次回はオイルパン内を組み上げていきます。^^
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12.18.09:36
SC54コンバートエンジン ミッション編
クランクシャフトのオイルクリアランスは規定でこのエンジンの場合0.028~0.040が規格内でした。
プラスチゲージの計測は0.38前後でしたので規格内に収まってます。
使用限度は0.080ですので十分大丈夫ですね。
今回はミッションを載せて行きます。
ミッションの注意点はベアリングの回り止めがあるというところでしょうか。
上下のクランクケースで圧着されるといっても圧入式ではないので回り止めが施されています。
B,B'にはノックピンでA,A'ではスプリングピンで周り止めとなっています。
これを忘れて上下クランクケースを締め付けますとケースが割れてしまいますので注意ですね。
シフトドラムとアームです。
この辺は方向さえ間違わなければ問題ないと思います。しかし、3本のアームを外す時はあらかじめ写真を撮っておいたほうが混乱しなくて済むかと思います。
バランサーとオイルポンプのチェーンガイドです。
この辺も問題ありませんが、バランサーを分解する時は、中にゴムブッシュが入っていますので方向性を間違わないように。
シフトリンクです。名称は間違っているかもしれませんが・・・。^^;
ここも無造作に分解しますとスプリングなどが飛んでいってしまうことがありますので注意ですね。
シフトドラムのラチェットだけ注意すれば問題ないと思いますよ。
ロワーケースASSYです。
エンジン番号はSC38ですよ。ここが違うと改造申請が必要になってしまいますので、こんな面倒なことを行っているんです。^^
割とエンジンの中って単純だと思いませんか?大きいエンジンの方がやりやすいんですよね。
オフ車なんかの縦割りのクランクだとめんどくさいですもんね。
オイルポンプなどはクランクを合体させてから組み込みます。
エンジンの組立って楽しいですねえ。^^
押してってくれると嬉しいです。^^

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12.16.09:32
SC54コンバートエンジン オイルクリアランス編
寒すぎるせいかパニアのパテはほとんど硬化していません・・・。
まあ、急いでやったところで痩せが出てしまっても仕方ないので次のことを行いましょう。^^
アッパークランクケースのスタッドボルトオフセットが完了してから、暇になるまで放置していました。^^;
エンジンを組み立てていくのは簡単なんですが、その前に大変重要項目のクランクシャフトメインジャーナルのオイルクリアランスを調整しましょう。
調整といってもメタルベアリングの交換だけですけどね。
こちらはロワーケースです。
メインジャーナルの内径はアッパーケースに刻印されている文字を目安にします。
このケースはSC38のものですが、B.B.C.C.A.Bと刻印されていました。
左から#1~#6になります。
この場合、マニュアルを参照しますと黄、黄、緑、緑、桃、黄となりますね。
夫々のメタルベアリングのサイドに塗布してあります。
その色のベアリングを左側#1からはめ込んでいきます。中古のメタルでも使用限界を超えていなければオッケーですがなるべく新品のが良いでしょうねえ。
クリアランスの計測にはプラスチックゲージというものを使います。
他の方法もありますけどこの方法が一番ベターだと思いますよ。
このプラスチゲージを適当な長さにカットしましてメインジャーナルの上においていきます。
簡単に飛んでしまいそうなものですので、少量のオイルを付けておいて乗せるとやりやすいと思います。
そうそう、メタルとクランクジャーナルは脱脂した状態です。^^;
ロワーケースをかぶせます。
クランクシャフトが回転してしまうと元も子もないのでバランスを考えて乗せておきます。
メインジャーナル用のボルト指定がありますのでそれにしたがって規定トルクで閉めこみます。
その後、ボルトをはずしましてロワーケースもはずします。
メンドクサイですよね・・・。^^;
このようにプラスチックが潰れます。この幅を計ってオイルクリアランスを判断します。
これの場合、右のゲージの潰れ幅が小さいですよね。
メタルはどちらも緑ですのでメタルが減っているかもしれませんね・・・。
#1のジャーナルですが、このようにプラスチゲージの袋にゲージがありますのでこれを使ってクリアランスを確認します。
こっちは#6のジャーナルですが、#1~#6のクリアランスがばらばらでした・・・。
これですとジャーナルによろしくありませんのでメタルベアリングの組み合わせを変更します。
今度はSC54のケースに刻印されているものを参照してみましょう。
言ってませんでしたがクランクシャフトはSC54のエンジンに入っていたほうを使用してます。
SC54にはB.C.B.B.C.Cと刻印されていました。
これを黄、緑、黄、黄、緑、緑に変換します。
スイマセン、忘れてました。
クランクシャフトには1か2の6桁表記で刻印されています。
クランクシャフトには1.1.1.1.1.1と刻印されていますので、マニュアルの1を参照しましてメタルを選定します。
写真撮り忘れちゃいましたね・・・。
夢中でやってるとすぐに次に行きたくなっちゃって・・・。^^;
2回目のチェックで#1~#6まで均一にプラスチゲージが潰れました。
クリアランスは0.038前後でした。
マニュアルでクランクのオイルクリアランスの範囲を確認して範囲内か確認します。
次回は組み込みとケースの上下合体です。^^;
ランキングにご協力くださいね。^^

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10.30.08:21
新旧ヘッド&シリンダー重量比較
スタッドボルトのオフセットがうまくいきまして次の段階に移れますが、その前にSC38とSC54のヘッド&シリンダーの重量比較を行ってみました。
持った感じでは断然SC54のほうが軽いんですけどね、感覚ではなく計ってみたいと思います。
まずはX4のシリンダーです。 7.2キロぐらい。(ぐらいというのは旧式のはかりなので^^)
シリンダライナーが旧タイプですね。
続きましてSC54のシリンダー、6キロ弱。 マイナス1.3キロといったところでしょうか。
こちらはヘッドになりますが、正直なところ計測不能です。 あくまでも雰囲気ですが14キロぐらいかなあ・・・?
さらに、バルブやバルブスプリング、ロッカーアームは付いたままです。
SC54のヘッド、8.3キロぐらい。メッチャ軽いです。 マイナス5キロ強といったところですかね。
バルブその他の重量を適当に引いてみてですが・・・。
合計6.3キロ前後の軽量化になりますね。
拙者はいわゆる「ちっさいおっさん系」なので、-6.3キロの軽量はほんとに助かります。^^
その他構想に燃料タンク腰下移動計画があります。
できれば腰下の位置に20リットルタンクをと考えています。^^
これがうまくいけば重量物がすべて腰下に移りますので取り回しは格段に良くなるはずです。
ちっさいおっさんにやさしいX4企画なんちゃって?^^;

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