01.12.13:03
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12.16.09:32
SC54コンバートエンジン オイルクリアランス編
寒すぎるせいかパニアのパテはほとんど硬化していません・・・。
まあ、急いでやったところで痩せが出てしまっても仕方ないので次のことを行いましょう。^^
アッパークランクケースのスタッドボルトオフセットが完了してから、暇になるまで放置していました。^^;
エンジンを組み立てていくのは簡単なんですが、その前に大変重要項目のクランクシャフトメインジャーナルのオイルクリアランスを調整しましょう。
調整といってもメタルベアリングの交換だけですけどね。
こちらはロワーケースです。
メインジャーナルの内径はアッパーケースに刻印されている文字を目安にします。
このケースはSC38のものですが、B.B.C.C.A.Bと刻印されていました。
左から#1~#6になります。
この場合、マニュアルを参照しますと黄、黄、緑、緑、桃、黄となりますね。
夫々のメタルベアリングのサイドに塗布してあります。
その色のベアリングを左側#1からはめ込んでいきます。中古のメタルでも使用限界を超えていなければオッケーですがなるべく新品のが良いでしょうねえ。
クリアランスの計測にはプラスチックゲージというものを使います。
他の方法もありますけどこの方法が一番ベターだと思いますよ。
このプラスチゲージを適当な長さにカットしましてメインジャーナルの上においていきます。
簡単に飛んでしまいそうなものですので、少量のオイルを付けておいて乗せるとやりやすいと思います。
そうそう、メタルとクランクジャーナルは脱脂した状態です。^^;
ロワーケースをかぶせます。
クランクシャフトが回転してしまうと元も子もないのでバランスを考えて乗せておきます。
メインジャーナル用のボルト指定がありますのでそれにしたがって規定トルクで閉めこみます。
その後、ボルトをはずしましてロワーケースもはずします。
メンドクサイですよね・・・。^^;
このようにプラスチックが潰れます。この幅を計ってオイルクリアランスを判断します。
これの場合、右のゲージの潰れ幅が小さいですよね。
メタルはどちらも緑ですのでメタルが減っているかもしれませんね・・・。
#1のジャーナルですが、このようにプラスチゲージの袋にゲージがありますのでこれを使ってクリアランスを確認します。
こっちは#6のジャーナルですが、#1~#6のクリアランスがばらばらでした・・・。
これですとジャーナルによろしくありませんのでメタルベアリングの組み合わせを変更します。
今度はSC54のケースに刻印されているものを参照してみましょう。
言ってませんでしたがクランクシャフトはSC54のエンジンに入っていたほうを使用してます。
SC54にはB.C.B.B.C.Cと刻印されていました。
これを黄、緑、黄、黄、緑、緑に変換します。
スイマセン、忘れてました。
クランクシャフトには1か2の6桁表記で刻印されています。
クランクシャフトには1.1.1.1.1.1と刻印されていますので、マニュアルの1を参照しましてメタルを選定します。
写真撮り忘れちゃいましたね・・・。
夢中でやってるとすぐに次に行きたくなっちゃって・・・。^^;
2回目のチェックで#1~#6まで均一にプラスチゲージが潰れました。
クリアランスは0.038前後でした。
マニュアルでクランクのオイルクリアランスの範囲を確認して範囲内か確認します。
次回は組み込みとケースの上下合体です。^^;
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