04.09.14:47
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09.24.09:25
被災地海岸線の現状、唐桑半島~気仙沼
唐桑半島の野営場でクラムチャウダーとホットドックの朝食を済ませ、この頃になると写真を撮る元気もなくなってきますね・・・。^^;
昨日合流したダカール氏の十八番の味噌つくねが旨かったよ。^^ 10数年ぶりの味噌つくねだったけど変わらぬ旨さだったね。^^
朝食を済ませてバイクのパッキングも終わったところで朝の散策です。
唐桑半島でのラストショット。
ここから、津波体験感を体験し復興土産を何点か購入、帰ってきてからもっと買ってくればよかったと後悔・・・。
気仙沼に向かいます。
とりあえず寄ったのはここ。
昨日も買い出しで何度か通って見てはいたものの間近で見ると大迫力でした・・・。
こんなにでかい船が流されたんですね・・・。
海岸線というか港から1キロ以上は離れている場所です。船の喫水線から見ても津波の高さが思い伺えました。怖いです。
スクリューやラダーなどで、かつてはあったであろう民家の基礎や玄関のタイル張りなどを削りながら流されてきたようです。
周りにはもちろんまだなにもありませんでした・・・。
悲しげに下の宿主が植えたのであろう植物や花が咲き、無残にも残された土台を雑草がおおい隠そうと伸びているだけ。
少し高台に行けばテレビで見たような仮設住宅が所狭しと建っていました。まだまだ被災地の日常は戻っていませんでした・・・。
また、この地にマイホームを立て直そうと思うと相当の覚悟と勇気が必要に感じられますし、お金持ちならいいですがローンで購入した人たちにとっては絶望的にさえ感じました・・・。住宅ローンなんて一生に一度のものでしょうし・・・。
最後に岩井崎の潮吹き岩を見ることにしました。ヒデさんがソロで訪れたとき寄ってみたところだそうです。
潮吹岩はかつてのように間欠的に潮を吹いてはいましたが、お相撲さんの像のほかの建造物は全て流されていたようでした・・・。
建物のない土台部分に軽トラックが乗せられ、一人のご婦人がトラックに乗せられた物を販売されていました。おそらくここの持ち主であろう人物。 方法は変われど新たなスタートを切っていたようでした・・・。
なんであの時立ち寄ろうとしなかったのか・・・?少しでも何かを消費して行くべきだったように思う。哀れみや同情からではない、被災地のスタートラインを見ることができたかもしれないのに・・・。
とにかく観光客の姿は少ないです。海岸線にはほとんど何もないですが、どんどんみなさん行って欲しいです。
また近いうちに行ってみようと思います。
頑張ろう東北!
09.21.09:27
被災地海岸線の現状、大槌~釜石~唐桑半島
2012年9月16日、ダイマグラキャンプ場から大槌町に向かいます。
海岸線の低い部分のいたるところに、建物の基礎だけが無残な姿で広がっていました。 中にはこんなところまで津波が押し寄せたのかと思う所まで・・・。
テレビで見るのとはまるで違う、荒涼とした辛辣な思いで一杯になりました・・・。
大槌町の海岸線です。 防波堤が軒並み破壊されていました。
大槌町の海岸線に掛かるアーチ状の橋です。フェンスが無残にひしゃげていました・・・。
この橋は砂浜から10m以上あり、海面からでも20m以上はあったと思いますが、この上を津波が押して返していったと思うとゾッとしました・・・。
自分がここにいたとしたらこの橋の上に避難したと思いますから・・・。
低い方の損傷は激しかったです。
結構な太さのボルトも簡単に引きちぎり鉄のパイプもアメのように曲がっていました。
その橋からの写真ですが左端に人々が沢山なにやらされていました。 ゼッケンなどを付けて作業されていまいしたんでボランティアの方達のようです。
炎天下の中砂を堀り作業されていましたが何をしていたのかはわかりませんでした・・・。
右端にある小山の連なりが作業を行った場所です。
この時は何をしているのか分からなかったんですが、あの炎天下の中砂を掘ってる姿には感銘を受けました。
帰ってきてから検索してみると分かりました。
というものでした。以下引用
2011年(平成23年)3月11日 14時46分18秒、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、大槌町も強い揺れに襲われまし た。加えて、この地震が引き起こした大津波とそれによって発生した火災により、沿岸部のみならず町内の中心部も壊滅的な被害を受けました。
吉里吉里(きりきり)海岸清掃プロジェクトはその大槌町内にある吉里吉里海岸で行われます。
「キリキリ」とはアイヌ語で「白い砂浜」を意味しており震災以前はシーズン中沢山の観光客で賑わっていました。又、昔から吉里吉里海岸は美しい砂浜 でしかみられない「鳴砂(なりすな・なきすな)」で有名で、砂の上を歩くと「キリキリ」と鳴ることから吉里吉里の名前がついたとも言われています。
震災後、吉里吉里海岸には自衛隊や大槌町漁業組合、大槌町役場が大きな瓦礫や流木の撤去等を行いましたが未だ全てのゴミは拾い切れていません。又、表面上はきれいに見える海岸も少し掘り起こせば硝子の破片や大きな石が出てくるような状況にあります。
大槌町社会福祉協議会ボランティアセンターは、4月下旬より(特活)グッドネーバーズ・ジャパンと協力して吉里吉里海岸清掃プロジェクトを開始します。主な活動内容は海岸のゴミ拾いですが、砂浜をきれいにする作業では砂を篩にかける等の作業も行い、海岸が一日も早く震災前の様な白いきれいな砂浜に蘇り、安心して砂浜が歩ける様になるために清掃活動を行います。
素晴らしいプロジェクトですね。この街を愛していないとできないことです。
途中、ひょっこりひょうたん島のモデルとなった島を見物しまして釜石に向かいます。
この日は暑かったけど海は穏やかでキラキラしていました。この海が襲いかかってきたことは想像できませんでした。
釜石の駅前に到着です。前にあるのは「復興の鐘」です。もっと人がいるものと思っていましたが誰もいませんでした・・・。 それでも数人が訪れていましたよ。
復興の鐘を、犠牲者への鎮魂、被災地の復興、震災の記憶、被災者への希望を胸に力いっぱいつきました。あまりの音の大きさに
こんな顔に・・・。^^;
ここ釜石ではもうひとりの仲間が合流します。朝4時から走りっぱなしで向かっているようです。^^
待っている間、見物して回りました。
ちばてつやさんからの応援メッセージがありました。
立ち上がれ。
頑張れ東北
今日は唐桑半島のキャンプ場まで移動しました。^^
09.20.10:50
遠野カッパ淵からダイマグラキャンプ場
続きは遠野カッパ淵からです。^^
前沢牛を堪能してお腹いっぱいになりつつ遠野市まで移動です。 途中買い出しを行なってからかっぱ淵を観光しに行きます。かっぱ淵への道は新しくなっていましたので注意が必要です。幹線道路からだと左に曲がるようになります。
テレビで何度か見たことがありますが、名物おじいさんは何年か前にお亡くなりになって違うおじいさんがいましたよ。
ここがかっぱ淵です。
水がきれいで底まで見えました。
きゅうりでかっぱを釣っているようですが・・・・・。
まあ、こんな感じですけど、カッパ淵自体は小さかったけど意外といい感じでした。^^
記念撮影をしましてダイマグラキャンプ場に向かいます。
結構な距離を走ってキャンプ場到着です。 ここでは一日早く出発していたヒデさんとの合流場所です。
テントを設営しているとヒデさん帰ってきまして無事合流。^^
ここのキャンプ場はなかなかいいですよ。蚊などの毒虫は皆無で過ごしやすかった~。^^ けど、夜になると特大の蛾が沢山ランタンの火に飛び込んできた・・・。 痒いのよりはマシかな~?^^
本日のメニューは昼に前沢牛を堪能したんで肉系はパス。だけど豚汁、ホタテのバター焼き、カレイの塩焼き、などなど・・・。
9時には疲れと酔いが回って就寝・・・・。^^;
くっついちゃって反転するのが大変だったカレイの塩焼き、お腹いっぱいでほとんど食べられなかったよ・・・。
食べるところもなかったけどね・・・。^^;