12.21.11:40
[PR]
10.30.16:54
噴射タイミングで何が変わるの?
今は噴射タイミングで何が変わるのか学習中です。^^;
燃料の気化潜熱が作用し、混合気の温度を大きく低減してくれるのです。
特に、吸気行程の後半で燃料を噴射すると、ガソリンの気化熱によって吸気を直接冷や すことができ、ストイキオメトリーのガソリンで計算すると、混合気の温度が24度も低下します。
これは混合気の体積が8%減る、つまり吸い込む空気の量を 8%増やせることを意味しますから、その分だけ多くの燃料を燃やせることになります。
さらに圧縮行程の終盤で噴射すれば、混合気温度は55度も低下する計 算になり、圧縮比を2高めるのと同じ効果を生みます。言葉を換えれば、自然給気エンジンでは圧縮比を2高められ、過給エンジンでは異常燃焼防止のための圧 縮比低減が不要となるので、いずれもエンジン出力を高められるのです。
特に過給との相性が良好な点から、ダウンサイジングの推進に大きく貢献できます。
フムフム・・・。なんとなくわかってきたような・・・。
PR
- トラックバックURLはこちら