04.08.02:47
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10.23.11:09
ダイレクトイグニッション加工成功!
ダイレクトイグニッションの加工を検討してみました。 まずは構造を知る必要がありますので1本殺して内部構造を調べてみました。
明らかにコイルが入っているであろう部分は加工は困難なので継ぎ目の構造を調べてみます。 するとこんな形で分離できました。
中央の物は鉄ではなくアルミ製の部品とプラグヘッドとの接触部分になるスプリングで構成されていました。 アルミ部品内にレジスターなどの半導体は入っていませんでした。
アルミ部品と直接接触している部分がないのでコイル側を破壊してみます。 中央の鉄心とは直接触れておらず、ガイシを介している構造でした。
アルミ芯の凸部分の受け側はガイシになっていまして、中には写真のようなS字型の銅線が入っていました・・・。
切れてしまったのでコイルとつながっていたかは不明です。
直接触れていないのに、誘起電流か何か誘発する仕組みなのかな・・・? このへんは全くの無知なので分かりませんが・・・・・。
したがって短くするとなるとアルミ芯の全長を短くするしかありませんね。 ただし、アルミ芯の働きに特別な意味があるとしたら失敗ですがね・・・。 分かんないことはやってみるしかありませんので写真の部分から分離してみます。
旋盤でアルミ芯の部分まで切りました。
アルミ芯は凸部分を除いて約20ミリ、それを7ミリまで短くして元に戻してみました。
約15ミリの短縮になりました。
バイクにはタンクを載せてしまったんで予備のヘッドとヘッドカバーを組み合わせてDIを入れてみました。 随分いいところまで行ったんですが、あと5ミリってところでしょうかね・・・。
そこで思いついたのがこれです。 ノーマルのキャップに入っている部品ですね。
この部品がある場合はプラグヘッドのひょうたん型のキャップを外して付けますが、スプリングの場合には付けた状態でセットしますよね。
これの場合にはプラグヘッドのネジの部分が中に入りますので5~6ミリは短縮できます。
完成はこんな具合です。
ノーマル全長150ミリに対して、125ミリに短縮できました。^^ これで長さに対する対策はできましたが、リークテストと点火テストを行なってみないとなんとも言えませんが・・・。
DIのピンアサインを調べていたら同じDIをテストしたサイトがありました。^^ ラッキー
DIに向かって左がシグナル、中がGND、右が電圧のようでした。 次回、点火テストを行ってみたいと思います。
ネットで短いの探してみたんだけど意外と短いのは存在しないんですね・・・。短いのもあるんだけどその分ヘッドが大きくなってしまうのでもっと無理・・・。
CRFやバイク用のは短めだけど二端子なんでEMSにも使えるのかな・・・?使えるか?
まあ、これがうまくいけばシーケンシャル点火のX4が生まれるんだけどね~。
こんなことに腐心している人って、ネット見てると結構いたりするんですよね。^^; いや面白いわ・・・。^^
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