12.21.19:46
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07.04.10:27
ラジエーター修理とバッテリー復活実験
先日のツーでは死にかけのバッテリーとラジエーターの水漏れに悩まされましたので、早速修理したいと思います。
自分でのリペアがうまくいかなかった場合は、ラジエーターはラジエーター屋さんに、バッテリーは買い替えになりますが・・・。^^;
当然と言えば当然ですが・・・。
バッテリーの方はと言えば、帰ってきた日に薄めの希硫酸に入れ替えて充電してみました。
充電直後は14.7Vまで上がりましたが、翌日は12Vまで下がってしまいました。
やはり蓄電能力が下がってしまっていて、現状では復活の見込みはなさそうです・・・。
ラジエーターは取り外しましてラジエーター内部の洗浄剤を入れまして一昼夜温めながら洗浄しました。
洗浄剤はカルキやスケール、湯垢等を洗浄できる粒剤なんですが一般的には出回っていないものです。
洗浄後はしばらく流水にて水洗いしますと浮いたカスが綺麗になり冷却効率も向上します。
10年以上ですから穴明も仕方ないことかもしれませんね・・・。
で、肝心の穴の場所ですが目視では全くわかりません・・・。
やはり圧をかけてみないとわかりませんのでラジエーター屋さん行き濃厚ですね。^^;
こちらは今朝、適正濃度の希硫酸を投入したところです。
一度水洗いしまして、希硫酸を投入しました。
充電はしていないのに、セルと希硫酸が反応しています。特に内側のセルで反応が濃いですが、端子側のセルでは反応がかなり薄いです。
劣化は端子側から始まるということなんでしょうか・・・?
この状態では充電は危険なので反応が落ち着くまで待ってから電圧を測ってみたいと思います。
完全復活はかなり無理でしょうが、ただ交換するのも面白くないので実験してみました。^^
結果は明日。
できましたら押して下さいまし^^
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04.19.09:34
負圧式キャブのダイヤフラム修理は有効かな?
creekキャブ加工依頼が来ました。
まず、状態の確認をしないといけないのがダイヤフラムなんです。
経年の劣化や亀裂などがある場合が多く、穴があいている場合は負圧式キャブの場合致命傷です。
シリンダーの吸気負圧量によってスライドバルブを上下させていますので、穴があいている場合は上がらない方向になってしまいますね。
亀裂が分かるかと思いますが完全に穴があいていました・・・。
オーナーさんに連絡をとると、中古キャブを探すのでしばらく待ってとのことでしたが、その間乗れなくなってしまうのは忍びないので修理することにしました。
ここの部品はダイヤフラムのみの設定がなくカシメ構造なのでスライドバルブごとの交換になってしまうんです。
更に、この部品がメッチャ高いんですよね。平成9年当時で¥5700でしたんで今はいくらなのか怖くて調べられません。^^;
もちろん、新品交換がベストですよ。苦肉の策としてやってますし、どれほどのライフかもわかりません・・・。
今回使うのはこれです。
はい、ゴム手袋です。^^
作業用のゴム手袋ですがNBRと言う素材で出来てます。
通常のゴム手袋はガソリンで溶けてしまいますので、トラスコからNBR素材のが生産されていました。
会社にいくらでもあるので1枚失敬しました。^^;
それからこれですね。
ニトリルゴムというのがNBRです。通称鼻くそボンドですが性質が違いますので注意してくださいね。^^
こんな具合に切って接着しました。もちろん両面です。
まあ、パンク修理です。^^;
どういうわけか#2と#3がこうなる傾向にあるようです。
時々入れ替えしたほうが長持ちするのかもね、しょっちゅう乗ってる人なら大丈夫かもだけどね~。
キャブレター本体の加工です。
X4のキャブは吸入側が異常に大きいんですよね・・・。なのでパワーフィルターが発売されていません・・・。
さらに狭いんですよね。
自分のバイクに付けてみたときはギリギリセーフだったんですけど、やっぱ#3のフィルターがフレームに干渉する場合が多いようでした。個体差と言えばそれまでですがね・・・。
いろいろ探した結果ゼファー900用が一番大きくてショートでしたのでこいつを採用ですが、これが56ミリ用、X4は58ミリですのでアウターを旋盤で加工しました。
これで、バッチリ装着できます。
フィルター側をせっせと削るって言う手もあります。がスマートじゃないので・・・。^^
全部組み込んでオッケーなんですがこれが大変です・・・。
同調用のアジャスターをハメこむのがかなりイライラしますね。^^;
MJ、サクションホール、リターンスプリングを調整しまして完成です。
12.15.09:30
X4ディスクローター振れ修正
ディスクローターの振れ修正を行いました。
このローターはSC54用ですが、タイヤを交換する際に横着してローターをはずさずに行ったために地面と干渉して変形してしまったものです。
キャスター角変更に伴い、再度17インチに変更するので前もって振れの修正を行っておきたいと思います。
振れのある状態で走行するのはとても危険です。
振れによってキャリパーピストンが戻されてしまい、ブレーキ使用時ポンピングしないと利かない状態に陥ります。
また、ブレーキング時にローターの回転と共に振動が起こります。
自分もしばらくこの状態で乗っていましたが、ものすごく疲れますしストレスも溜まりましたよ・・・。
はじめはゴムハンマーで振れのある場所を叩いていたのですが、いつまでやっても改善しませんでした。
で、ダイヤルゲージで最大値、最小値と平均値を出しまして、マウントローターのほうを矯正しながら平均値に近づけていきました。
ブレーキローター自体の曲がりよりは、フルフローティング内のマウントローターの曲がりのほうが強いみたいです。
これで、5/100ミリ以内に修正しました。
大丈夫かな・・・?