01.10.14:17
[PR]
07.22.09:48
SC54エンジンコンバート企画 SC54クランクケース考察
皆様、昨日の参院選の投票には行かれましたでしょうか?
自民党圧勝で大変嬉しく思っております。 「日本を取り戻す」政治に期待を込めましょう。^^
さて、引き続きましてSC54のクランクケースの互換性考察です。
こちらのオイルラインはSC38のものです。
#1と2、#3と4の間にあります。
それがSC54のケースの場合は中央部に一個のみとなっています。
SC38と同じ場所にはオイルラインは加工されていません。
とりあえずクランクケース内の部品を取り外します。
クランクシャフト自体は共通との情報をいただいておりますので、ジャーナル部には変更はないはずです。
SC38のロワーケースとSC54のアッパーケースを合わせてみましょう。
クランクシャフトが共通ですのでピッタリとはまりましたよ。
ここも。
ここもピッタリ。
ケース自体はピッタリとはまりました。
しかしオイルラインは変更されていますので、変更になった部分には肉盛りが施されています。
この部分ですね。 オイルラインを作るのに肉盛されていますがSC38はされていません。
さらに致命的な違いを発見してしまいました・・・。
センター4本のスタッドボルトの間隔がSC54の方が狭くなっていました、ノギスレベルで測ってみると片側1ミリほど中央にオフセットされていました。
これの変更はほとんど不可能かも・・・。仮にボルト穴を埋め戻してオフセットしたとしても、ヘッドの締め付けトルクに対応できるのかはかなりの疑問になります。
オイルラインにしても然りですねえ・・・。
可能性としては全載せ換えで改造申請する。(自分の場合これはしたくないのです。)
エンジンナンバーはロワーケースに刻印されていますのでアッパーケースから上を全交換する。 (これの場合クランクジャーナルのメタルクリアランスを取れるのかどうかが不明)
といったところでしょうか?
本田さんもなかなかやりますな、ケースとクランクシャフトは共通と見せて内部の変更不可能なところを変更するなど、当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
結論、SC54エンジンはSC38にコンバートできません。(改造申請の場合除く)
にほんブログ村
PR
- トラックバックURLはこちら