01.12.02:57
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12.26.17:37
スタンドセーフティー回路はあるほうが良い・・・?
スタンドしまい忘れてギヤ入れるとエンジンストップするセーフティー回路が働きますよね。 古いバイクにはもともと付いてないですけど・・・。
ECUに限らず、イグナイターなどを交換してしまうとこの機能が失われることがほとんどだと思います。
いままでも、点火用のみのECUに交換していたので別になくてもいいんですけど、今回新たにEMSフルコンを付けるにあたってどっちみちONOFF用のリレーを追加しますのでこの機能も蘇らせることにしました。^^
ただ、あくまでもリレーシーケンスですので接点切り替わり時のタイムラグが作用するか分かりませんので実験の段階としておきます。^^;
用意するものは2回路のリレー2個と1回路1個です。値段は同じでしたので2回路用3個購入しました。^^
1個¥100送料¥500で秋月電気で購入。 ¥800でできますね。^^;その他はあるものですけどね・・・。
通常であればシーケンサーを使ってラダーPGで制御すれば簡単なんですけど、バイクには付けられないしデカいし接点数も少ないのでリレーシーケンスで行います。^^
2回路というのはリレーコイルがONの時ONのa接点とリレーコイルがOFFの時ONのb接点があるものをいいます。
わかりやすいように配線図にしてみました。
ニュートラルスイッチはニュートラルの時GNDに落ちます。
サイドスタンドスイッチは2回路X4のにはあります。 サイドを出したときGNDにとサイドをしまった時にGNDに落ちる接点があります。 ただし、ノーマルでは若草色の配線(しまった時ON)の配線はハーネス側には入っていませんので追加する必要があります。
3つのリレーを配線図通りに配線したとします。IG12Vはイグニッション電源入力の間に配置します。
スタンドが出ててニュートラルの時ニュートラルリレーON、スタンドリレーONですのでa接点を通じて導通します。エンジンは掛かります。
スタンドが出ててギヤが入っている場合、ニュートラリレーOFF、スタンドリレーONですが、図のようにニュートラリレーのb接点が導通しますが、スタンドリレーはONですのでb接点は開いています。したがってエンジンはストップします。
スタンド入りギヤ入の時ですね、走行中もこの状態になります。
どちらのリレーもOFFですので両方のb接点を通じて回路は繋がったままですのでエンジンはかかっている状態です。
最後がスタンドが入っていてニュートラルの時ですね。 信号待ちなどでニュートラにしている時です。
この場合はスタンドリレー2がOFFですので接点は開いています。 そこで、スタンドのスイッチのしまっているときONになる接点を利用します。スタンドをしまっているときリレーがONしますのでリレー2をバイパスしましてリレー3で導通させます。エンジンはかかっている状態になりますね。
訂正、リレー1はONです。
VCCにはキーONで入る12Vです。
通常はイグナイター内の回路で行っていますので、リレーで行うのはちょっと面倒ですね・・・。 自分も普段はシーケンサを使うのでラダーでs接点、b接点と入力だけで済みますけどリレーシーケンスは面倒でした。^^;
ああ、シーケンサというものは、製造工場などの2次元ロボットや3次元ロボットなどに使われ、PGによって夫々を動かすためのものです。
リレーシーケンスの場合、組み合わせが違っても完結できない場合がありますので、そんなことねーだろーって思う人はやってみると面白いかと思いますよ。^^
そんなのなくてもいいだろって自分は思ってましたけど、スタンドしまい忘れてビビったこと何度かあります。^^
やっぱ付けとこうかな?^^
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