01.10.12:24
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08.09.08:54
長崎原爆の日ですね
08.06.11:55
広島原爆の日ですね
8月6日は69回目の原爆の日ですね。
自分たちも7月の25日ですが行ってまいりました。投下の日と同じようなとても暑い日でした。
こちらに来るのは十数年ぶりとなりましたが、やはり感慨深いものがあります。
資料館も改装されていまして、展示物も柔らかいものに移行しつつあるように感じました。見るからにゾッとする写真などの展示は避けられてしまったようです・・・。 観覧者は欧米の方が数多く訪れていました。原爆の悲惨さを知るには、展示物の選択をすることでは全く繋がらなくなってしまうのではと考えてしまった。
先日もエノラゲイの最後の搭乗員が亡くなったことが報じられていました。もちろん、原爆を投下した本人には何の責任もないと思いますが、非戦闘員を含む21万もの人々を殺戮した米国は、国際法も無視して投下したのであるから、国家としての謝罪はいずれ必要であると考えます。
残念なことに米国民の過半数は原爆投下を正しいと今でも考えていること。一般市民を狙った焼夷弾爆撃も原爆投下も正当化されるべきことではない。
今年は米大使のケネディさんが参列されるようですが、100回目ぐらいになれば何らかの発表はしてくれるでしょう。
碑文の「安らかに寝ってください 過ちは 繰返しませぬから」
そのまま読めば、日本が悪いんだから過ちは繰り返さない・・・と解釈しそう。
パール判事の苦言は正当と感じる・・・。
この碑文の主語は「世界人類」ということなのだが・・・・・。
自分たちも7月の25日ですが行ってまいりました。投下の日と同じようなとても暑い日でした。
こちらに来るのは十数年ぶりとなりましたが、やはり感慨深いものがあります。
資料館も改装されていまして、展示物も柔らかいものに移行しつつあるように感じました。見るからにゾッとする写真などの展示は避けられてしまったようです・・・。 観覧者は欧米の方が数多く訪れていました。原爆の悲惨さを知るには、展示物の選択をすることでは全く繋がらなくなってしまうのではと考えてしまった。
先日もエノラゲイの最後の搭乗員が亡くなったことが報じられていました。もちろん、原爆を投下した本人には何の責任もないと思いますが、非戦闘員を含む21万もの人々を殺戮した米国は、国際法も無視して投下したのであるから、国家としての謝罪はいずれ必要であると考えます。
残念なことに米国民の過半数は原爆投下を正しいと今でも考えていること。一般市民を狙った焼夷弾爆撃も原爆投下も正当化されるべきことではない。
今年は米大使のケネディさんが参列されるようですが、100回目ぐらいになれば何らかの発表はしてくれるでしょう。
碑文の「安らかに寝ってください 過ちは 繰返しませぬから」
そのまま読めば、日本が悪いんだから過ちは繰り返さない・・・と解釈しそう。
パール判事の苦言は正当と感じる・・・。
この碑文の主語は「世界人類」ということなのだが・・・・・。
08.05.09:24
インド系の人
ネタがないのでちょっと思い出したことを一つ。
大阪に向かう途中、大阪のSAに立ち寄った時の話。
パーキングのスモーキングエリアで一服していると、自分めがけて中年のインド系のおばはんが近づいてきた。
なんだろうと思うとタバコを1本くれという。それも1本だけと念を押してだ。もちろん日本語。
外国人でタバコが買えないのだろうと思いタバコを差し出し、火もつけてあげようとすると、おもむろに自分のライターで火をつけてた。
その後、ありがとうぐらい言うものだと思ったのだが何も言わず、当たり前のように無視して吸っていた・・・。
まあ、日本の民度の尺度で測れないにしても、どこの国にもお礼という言語はあるはず。
どうでもいいことだけど、今後同じようなことがあったら自分で購入しなさいということにするよ。
01.24.14:30
永遠の0は特攻賛美か?
私は違うと思う。
先日、マイカーのユーザー車検のついでに、かみさんと永遠の0を見に行った。正直なところ感想をログすることに迷っていたのだ。原作を読んだあとだったので複雑な感想を持ってしまったからだ。
井筒監督とやらが「見たことを記憶から消したくなる映画」「特攻隊を美化している」と批判したそうだが、なんとなく中韓の日本批判のコメントのようだ。 人様の作った作品に対してこのようなコメントをできる人なのだからよほど立派な作品を世に生み出しているのであろう?とんと記憶にはないのだが・・・。
原作読んでしまったのでどうしても比較してみてしまう、ちょっと違う表現やら描写、台詞まで気になってしまったというのが感じるところ・・・。それでも、原作を読んでいなかったかみさんには普通の流れで違和感はなかったようだ。
この映画を見て特攻を美化しているというのであれば、それは余りにも感受性に問題があるか精神に歪みがあると感じる。特攻という背景は単なるテーマでしかない。その背景を生きた人たちの心の葛藤を表現しているものだ。
たしかに、あれほど特攻を批判していたにも関わらず最終的に特攻に志願したのか?との疑問があった。もちろんその部分に関しては何も描写されていなかった、読み手の感受性に提起してもらうためのことだと思った。
自分の感想では練習生だった頃の大石君が身を呈して守ってくれたことを、宮部少尉という善き人柄を描ききっていたため、何にも変えて恩義を感じていたと思う。 その大石君の特攻の名簿を見たときに、最後の何らかのチャンスに賭けて宮部さんも志願したのではないかと思った。
残念に思うのはラストシーンが描ききれていないといった部分があったところ。これは原作者の百田さんの問題ではなく製作者や監督によるものだろう。 特攻に行く人間が家族の写真をおいていくことはないであろう。原作で置いていったものはメモだけだったにも関わらず、写真とメモになっていたんだ・・・。
原作では戦死したあとに米兵が家族の写真を胸ポケットにしまう描写がある。 特攻賛美というのであれば特攻成功のシーンや描写があっていいはずだが、映画にも小説にも一切出てこない。ことごとく失敗するどころかほとんどの機体は目標にまでたどり着くことなく迎撃され、特攻という作戦の無意味さと上層部への不信を物語っていたのに。
実はその後せがれが漫画バージョンを買ってきたのだが、そのラストには志願した理由が書かれていた。このまま戦争を生き残るには多くの仲間や生徒を失いすぎたからではないかと・・・。 確かにそれもあるかとは思うが、大石君が特攻作戦の名簿にあったのを見て何らかの望みをかけて自らも同じ作戦に参加し、たまたま自分の機体の不調を見抜きそれを恩義として大石君に託した。自分の家族も含めて。
もしくは、もうこれ以上若い人たちの死を見ていることに耐え切れなかったのかもしれない。
「運良くこの戦争を生き残ったら・・・家族を助けて欲しい。」と・・・。
そして形を変えてでも帰ってくるというところに核心があったのではないだろうか。
もちろん物語なのだから多少の矛盾は仕方ないことだ。しかし映画で見てしまうとそれが全てになってしまう。とても難しい。あえて謎を残すことによって読者や視聴者に感慨を託したのだろうと思う。
岡田くんは良かったよ。^^
1日1回押してよ・・・。
ありがとう。
井筒監督とやらが「見たことを記憶から消したくなる映画」「特攻隊を美化している」と批判したそうだが、なんとなく中韓の日本批判のコメントのようだ。 人様の作った作品に対してこのようなコメントをできる人なのだからよほど立派な作品を世に生み出しているのであろう?とんと記憶にはないのだが・・・。
原作読んでしまったのでどうしても比較してみてしまう、ちょっと違う表現やら描写、台詞まで気になってしまったというのが感じるところ・・・。それでも、原作を読んでいなかったかみさんには普通の流れで違和感はなかったようだ。
この映画を見て特攻を美化しているというのであれば、それは余りにも感受性に問題があるか精神に歪みがあると感じる。特攻という背景は単なるテーマでしかない。その背景を生きた人たちの心の葛藤を表現しているものだ。
たしかに、あれほど特攻を批判していたにも関わらず最終的に特攻に志願したのか?との疑問があった。もちろんその部分に関しては何も描写されていなかった、読み手の感受性に提起してもらうためのことだと思った。
自分の感想では練習生だった頃の大石君が身を呈して守ってくれたことを、宮部少尉という善き人柄を描ききっていたため、何にも変えて恩義を感じていたと思う。 その大石君の特攻の名簿を見たときに、最後の何らかのチャンスに賭けて宮部さんも志願したのではないかと思った。
残念に思うのはラストシーンが描ききれていないといった部分があったところ。これは原作者の百田さんの問題ではなく製作者や監督によるものだろう。 特攻に行く人間が家族の写真をおいていくことはないであろう。原作で置いていったものはメモだけだったにも関わらず、写真とメモになっていたんだ・・・。
原作では戦死したあとに米兵が家族の写真を胸ポケットにしまう描写がある。 特攻賛美というのであれば特攻成功のシーンや描写があっていいはずだが、映画にも小説にも一切出てこない。ことごとく失敗するどころかほとんどの機体は目標にまでたどり着くことなく迎撃され、特攻という作戦の無意味さと上層部への不信を物語っていたのに。
実はその後せがれが漫画バージョンを買ってきたのだが、そのラストには志願した理由が書かれていた。このまま戦争を生き残るには多くの仲間や生徒を失いすぎたからではないかと・・・。 確かにそれもあるかとは思うが、大石君が特攻作戦の名簿にあったのを見て何らかの望みをかけて自らも同じ作戦に参加し、たまたま自分の機体の不調を見抜きそれを恩義として大石君に託した。自分の家族も含めて。
もしくは、もうこれ以上若い人たちの死を見ていることに耐え切れなかったのかもしれない。
「運良くこの戦争を生き残ったら・・・家族を助けて欲しい。」と・・・。
そして形を変えてでも帰ってくるというところに核心があったのではないだろうか。
もちろん物語なのだから多少の矛盾は仕方ないことだ。しかし映画で見てしまうとそれが全てになってしまう。とても難しい。あえて謎を残すことによって読者や視聴者に感慨を託したのだろうと思う。
岡田くんは良かったよ。^^
1日1回押してよ・・・。
ありがとう。
12.30.11:09
鎮魂のストーリー「永遠の0」
ここ2日間は何もせず「永遠の0」を読んだ。
たまたま倅がかみさんに買ってもらっていて読んでいたのだが、なかなか待っても読破しないので先に読ませろと言って奪い取った。^^;
この小説はサイトなどで見て知ってはいたものの、随分活字からは離れていたために自分で買ってまで読む気は無かったのが正直なところだったのだが・・・。
しかしながら、映画の予告編などを見ているうちに「観てみたい」と感じたのだが、原作を読まずに映画を観るのは嫌だった。
読み進みながら宮部久蔵の姿と、岡田くん?V6?か何かのメンバーぐらいにしか思っていなかったのにも関わらず、妙に宮部久蔵との姿とダブって見えたのが不思議だった。
映画としてはナイスなキャスティングだったのかな・・・?
原作はなかなかのもんでどんどん引き込まれていった。2日かかって読破したのだが、大変わかりやすい構成となっていて、実際の歴史にも精通しているところなどはまさにお勧めと言える。
時代背景は日清戦争からだったのだが、主に真珠湾攻撃から描かれていて少し残念に感じた。
ほとんどの人たちが真珠湾攻撃で日米戦争が勃発したと理解しているからだが、何の理由もなくいきなり攻撃したりなどすることはない。
せめてABCD包囲網あたりからでも進めてもらえれば良かったのだが、主題から離れてしまうことを嫌ったのかもしれないが・・・。
それでも、各有名な戦闘の敗因やエリート将校、軍部の体質などがわかりやすく描写されていて必見の価値はあると思う。
戦前、戦後のメディアに対する批判もうまく描かれていて感心するところだ。
核心のストーリーを書く事はタブーだから控えるが、彼のことを覚えている証言を聞きに行くストーリーから宮部久蔵という人物が浮き彫りにされていく過程の、兵士の葛藤をうまく描写しているところは流石だ。
これは単なる戦争ストーリーではなく、先の大戦で若い命を散らしていった兵士たちへの鎮魂のストーリーだと思った。
皆様にも是非読んで頂ければと憶う。
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