01.11.19:43
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03.11.08:54
あの311から2年ですね・・・
こういった節目の日が来ると、どうしても思い出してしまいます・・・。
あの日は運悪く東京に行っていて、新大久保のとあるビルでその時を迎えた。
その後の交通機関は全麻痺状態で、草加までの道のりを歩いたんだった・・・。 人生の中で一番歩いた日だった。
それから1年半後に、岩手、宮城の太平洋岸を訪ねてみた。
復興という意味がどの時点で復興となるのかは計り知れないほどの惨状だった・・・。
復興という現実は何も進むことなく、ただ、片付けたという印象しかなかったように思う。
気仙沼の入江に面する平地は荒涼とし、片付けようもないのか大型船が打ち上げられたままで、下には淋しげに無数の基礎コンクリートがあり、なかにはかつてあった民家の玄関先のタイルだけが悲惨さを物語っていたような気がした・・・。
何百年かに一度はこのような天災の歴史はあったようだ。
入り江状の平地は危険だということが、今更ながら理解したとしてもその犠牲は大きかった・・・。
先人の言うことに耳を傾けていた人たちは高地へと避難し、それほど大ごとだとは感じなかった人々が犠牲になったのかは分からない、世界共通語のツナミが押し寄せることにはピンと来なかったのかもしれない・・・。
地震が来たら高台にと言う概念は我々も持っているものの、あまりの大きな揺れに動揺してしまったのかも知れない。
世界一と誇る防潮堤や堤防はあっさりと乗り越え、町ごともぎ取っていったし、海岸線にはどんな力が加わったらこんな具合に破壊されるのだろうと思わされるように防波堤は原型をとどめていなかった・・・。 所詮人間の作ったものに過ぎなかった。
そんななか、砂浜を綺麗にしているボランティアの人々、かつてあった鳴き砂の砂浜に復元しようとする力には感動せざるを得なかった。
そんな光景を上から眺めているだけの自分に嫌悪を感じ、そういうパワーを持った人たちを尊敬した。
おそらく自分がもっと若く、その地の住人だったとしても同じことを出来る人間かどうかは疑わしかったからだろうと思う。
先日もどこかの局の女子ディレクターの母親の現状を紹介していた。 その母親の被災生活をずいぶん前にも紹介していたが、その中の言葉で今も印象に残っていることがあって覚えている。
確か美容院を経営する方で、もともとあった店も住宅も流されてしまった方だったか。
その母親が受け取った義援金の額を言って、「これっぽっちでなんになる」って言ってたことを覚えている。
その額は普通の世のサラリーマンの年収に匹敵する額であったと思う。 額はともあれ全世界の良心からのもの、そんな言葉を全国放送には載せて欲しくなかった。
もちろん、お先真っ暗で今後の生活を思うと「これっぽっち」なのかも知れない。あるいは娘であるディレクターとの会話の一部を編集したのかもしれない。
でもその表情からは全世界の善意の一部を受け取ったようには見えなかった・・・。
多分ビートたけしさんより先に見たひょっこりひょうたん島。
残念ながらオンエアで見られなかったんでユーチューブで見たよ。
島にはまだガレキが残っていたけど、キラキラ光る穏やかな海に浮かぶひょっこりひょうたん島を眺めながら、この「海」がねえ・・・なんてことを考えた・・・。
泣くのは嫌だよ笑っちゃおう進め~♪だったっけ? 確かにそうするしかないよねえ・・・。
残念だけど、訪れてもほんとに何かを消費したい海岸線にはほとんど何もなかった。
唯一、本来あったとおもう建物の基礎部分に軽トラで乗り付けて商売を再開していたおばちゃん、せっかくだったのにそこで消費ができなかった後悔が今も残っている。
また行ってみよう。
泣くのは嫌だよ笑っちゃおう進め~♪
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こんにちは。2年たちましたね。
災害派遣で活動した所は、どうなったか気になります。
見に行きたいような、行きたくないような複雑な気持ちです。
早く、震災前の生活に戻れる事を願ってます。
Re:無題
こんにちは。
その時の災害派遣活動ご苦労様でした。
できることであれば見て欲しいと感じます。
皆頑張ってますんで大丈夫と思います。
その時の災害派遣活動ご苦労様でした。
できることであれば見て欲しいと感じます。
皆頑張ってますんで大丈夫と思います。
あのバイクでの三陸の旅は、衝撃が強くて、未だに記録の日記が書けないでいます。
今年も、絶対に行きましょう。復興屋台村なんかにもね。
最近、こんな短歌をやっと作りました。プロに少し直してもらったけどね。
「折れ曲がる欄干越しに津波跡大槌町の青き海澄む」
Re:無題
へえ~、文才の貴方がねえ~。^^
全てを伝えようと頑張るからじゃないの・・・?
オレなんかは千に一人が分かってくれるぐらいの事しか書いてないけどね。^^
屋台村いいよね。
せっかくだから復興キャンプ場も作って地権者の了解の元開放してくれるといいのにね・・・。
なるべく、その場所で消費できればと感じちゃうのはオレだけかな・・・?
短歌ねえ、オレにはそんな高尚なことは分からないけど、その言葉で情景は浮かんだよ。
あなたと行く旅は楽しいよ。^^
また行くべえ。^^
全てを伝えようと頑張るからじゃないの・・・?
オレなんかは千に一人が分かってくれるぐらいの事しか書いてないけどね。^^
屋台村いいよね。
せっかくだから復興キャンプ場も作って地権者の了解の元開放してくれるといいのにね・・・。
なるべく、その場所で消費できればと感じちゃうのはオレだけかな・・・?
短歌ねえ、オレにはそんな高尚なことは分からないけど、その言葉で情景は浮かんだよ。
あなたと行く旅は楽しいよ。^^
また行くべえ。^^
おう、行くべえぜ!
Re:無題
心に残る旅しべえ。^^
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