12.21.12:16
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02.02.10:34
洗脳されたのは誰?
ケントギルバートさんのブログより
以前にブログで「君が代を歌えますか?」という記事を書いたところ、大反響がありました。その中で私は、「日本の国歌である『君が代』を公立学校で教えないのは変だ」という趣旨のことを書きました。
賛成意見が圧倒的多数でしたが、数少ない反論の中に「君が代は軍国主義の象徴である」という主張がありました。しかし歴史を少し調べてみれば「君が代」の歌詞は古来から歌い継がれてきた、日本の伝統的なお祝いの歌であることが分かります。
「君が代=軍国主義の象徴説」を取る人たちは「君が代の『君』とは天皇陛下のことであり、戦時中の日本人は天皇陛下のために死ねと洗脳されたのだから、君が代を歌うべきではない」などと主張します。
しかし「君が代」の歌詞は本来、そのような意味ではありません。確かに戦時中、君が代にそのような解釈を付けて、日本人を洗脳した犯人がいたのかも知れません。しかしその犯人は間違いなく、軍国主義者ということになるでしょう。
もし、軍国主義者が犯した過去の間違った行動を批判したり、全否定したいのであれば、平和主義者こそが「君が代は元々お祝いの歌であって、天皇陛下賛美を目的とした歌ではありませんよ」という事実を広めるべきではないのでしょうか。
平和主義者を自称する人々だけが、自分たちが忌み嫌う軍国主義者が70年以上も昔に施した洗脳から、いつまで経っても解放されていないというのは、なかなか皮肉で興味深い現象だと思います。
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