12.21.14:38
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06.08.08:47
カスタムナイフ制作平面との戦い
これは折りたたみナイフのスプリングになる部品です。いわゆるバックロックと同じような形ですが、このスプリングはロックなしです。
今回のお話は、焼入れ鋼を素人が焼入れを行いますと、こんなふうに焼き反りしてしまうことがままあるんですが、これを修正しませんと仕上がりに影響を及ぼすんですね。
上の写真はダイヤモンド砥石で面出しを行っている途中の画像です。
見た目には歪みがないものの、研磨してみるとこの様になっていました。銀色の部分は出ているところ、黒いところは凹んでいるところです。
反対側の画像ですが、面白いことに完璧に反転しているところですね。まさに焼き反りです。
いくらダイヤモンド砥石といえど、これを修正するのは物凄い労力になります。
焼入れ屋に出せばいいだろって意見もありそうですが、全て自分で行うのがポリシーでもあります。かつては皆そうでしたから・・・。
残念ながら、新ロック機構1号は失敗してしまいました。
仕切り直します。(笑)
押してってくれっけ。^^
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