01.11.17:56
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12.05.10:50
X4ポート研磨1回目
ヘッドのポート研磨の番がやってきました。
この作業はとても大変なので、始めから急がずにやることにしましょう。
まずはヘッドを150℃に暖めましてバルブガイドを引っ込めておきます。
バルブガイドごと削ってしまう方もいらっしゃいますが、強度と振れが心配なので削らずにしておきます。
燃焼室側から見るとこんな具合です。
排気ポート側から見たところです。
バルブガイドの肉盛りの部分より少し下げました。
バルブガイドやポートが汚れていると段付やバリが見えないので、サンドペーパーで磨きます。
道具はこんなものを作っておくといいかもしれません。
6ミリの棒の先端に20ミリぐらい切れ込みを入れておきます。そこに、布ペーパーをはさんで回転方向に丸めておきます。
これを切れなくなった部分を破りながら気長にせっせとやります。
超硬バーなども併用しながらバリ取りを行ったり各ポートの形状が同じようになるよう整えていきます。
吸気ポート入り口はマシニングで削ってあったので形状を整えました。
この辺まで削ってくると、バルブガイドの肉盛りが邪魔で狭い部分が研磨できなくなります。
したがって、肉盛りの部分を最小限にします。
コツは気長にあせらずでしょうか・・・^^
ここまででも半日掛かってます。^^;
随分風通しが良くなってきますので、あせらずじっくりと行えば失敗は少ないですよ。
それから、平面に近い場所では超硬バーを使うときには先端を使わないように気を使ったほうが良いと思います。
先端を使ってしまうと、手前より奥のほうが深く削れてしまうので後から均一に整えるときに凹みになってしまうからです。
修正するには一番低い場所とあわせなくてはならなくなってしまいますので、結果的にはポート形状変更になってしまいます。
特にX4の吸気ポートは長い(150ミリぐらいある)のでストレート面には注意したいですね。
荒削りは大体終了しました・・・。
この後はペーパーでせっせと番手を上げていくだけです・・・・・。これが大変・・・。
ポート研磨の道は険しいですね・・・・・。^^;
バルブガイドを温めて打ち抜くとは
まなみの心もうちぬいて・・・・^^
おっじさんは、やることが内燃機やさんだね^^
どうやって150度まであたためたのかなぁ・・・?
まさか・・・だきしめていたとかぁ
ガンコート用の釜だよ。^^
内燃機屋さんに頼むと色々と金が掛かるからね~。
貧乏人は自分でやるしかないでしょ。^^;
それから、打ち抜いてないよ、引っ込めただけ。^^
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